空手とは?
皆さん、「空手」ってどんなものかご存知ですか?知らない人もいるかもしれないのですごく簡単に言うと、手や足を使って相手にパンチ(突き)やキック(蹴り)をしたりして戦う武道です(他にも投げ技や関節技もあるよ!)。
本来「空手」は人を倒すための武道ですが、最近はスポーツとしても発展しており、空手における試合としては、
①技の美しさ等を競う「形」の試合、
②相手と戦いポイントで勝敗を競う「組手」の試合、
の2種類に分けられます。
(皆さんが「空手」と聞いて想像するのはおそらく②の方だと思います)
近年、スポーツとしての空手の発展は目覚ましく、数年後にはオリンピック競技として正式に採用されるのでは…とも言われています。
さて、「空手」と聞くと、よく「怖い」や「痛そう」というイメージばかりが先行しがちです。しかし、実際に見たり、やってみたりすると、組手の試合では自分の体を自由に動かし相手に技をしかける「自由さ」や「技の駆け引き」というおもしろさがあり、一方、組手が苦手だなという人でも、「形」として定められた技を連続して繰り出しその「美しさ」や「かっこよさ」を競う型の試合を楽しむことがでるので基本的に誰でもできるものとなっていることが分かるはずです。もちろん試合の勝敗も楽しめます!
それでも「怪我が不安...」と言う人がいるかもしれませんが、実際に相手と戦う組手では基本的に防具をつけて行うのでよっぽどの事故が無い限り安全です(・∀・)
その「空手」ですが、様々な流派があり、中央大学糸東会は「糸東流」という流派に属します。「糸東流」はいわゆる「伝統派空手(組手の試合が寸極めルールで行われる空手のこと)」に含まれます。(伝統派空手と対の概念として直接打撃制の「フルコンタクト空手」ってのがあるよ!)
伝統派空手の流派として他には「剛柔流」「和道流」「松濤館流」(「糸東流」と合わせて空手の「四大流派」という)などが挙げられます。
一方、フルコンタクト空手の流派としては「極真会館」が有名です。
空手として、「伝統派空手」、「フルコンタクト空手」のどちらも礼節を重視しますが、両者の違いを挙げるとするならば、組手の試合ルール、すなわち寸極め or フルコンタクト(打撃を思いっきり当てる)ではないでしょうか。(流派によってそれぞれ違う事があるので、一概に言いきれないところもありますが...)
中央大学糸東会は伝統派空手の流れをくみ、基本技・その基本技に基づいた型・そして組手を主な稽古内容として日々活動しています。
いかがでしょう。
ぜひ私達と一緒に空手をやってみませんか。